わきがの体臭予防

わきがと体臭の関係

ワキから強烈なにおいがしてくる人がいますが、そうした人は一般的にわきがといわれています。日本人は世界中の中でも少ない人口になりますが、それでも二〇人に一人ほどはいるといわれています。ワキには皮脂腺やエクリン腺、アポクリン腺がありますが、わきがの人にはこのアポクリン腺が多いために、においがしてくるのです。そして出るにおいは強いため悪臭とされています。わきがの体質はほとんどが遺伝です。親や兄弟にもわきがという人がいるのではないでしょうか。本人は気づきにくいとされているために、周りの人間も指摘できなくなっています。 わきがのにおいは、服についてしまうと、とれることがありません。

クリーニングに出した場合には、普通の洗剤では落ちないために、特殊な洗剤を混ぜ合わせて洗います。それでもにおいがとれないのです。わきがの人の体臭は周りには強い悪臭となっています。そのために美容整形外科ではわきがの手術をおこなっています。ワキの下から出るにおいを軽減しなくては体臭を抑えることができません。汗も粘り気があり、耳垢も湿っている人はわきがの可能性があります。汗のにおいも普通の汗のにおいとは異なり、体臭とも違うにおいです。自分でチェックしてみましょう。

わきがの体臭予防・食事

わきがの体臭があるという人は、普通のデオドラントや消臭スプレーだけで、においの原因を完全に消しさるということは困難です。手術によって治したと思っても不十分な場合には再度わきがが発生してくることもあります。まずは食事に気をつけましょう。においの原因になる動物性タンパク質はできるだけ摂らないようにすることをお勧めします。軽度のわきがの人であれば、こまめに清潔にしていくことで解消することができます。一日に一回程度のケアでは体臭予防は難しいので、何度も消臭していくことが必要です。

汗のにおいを抑える抗菌素材を使ったシャツや、消臭効果のある中敷きをくつに敷くことも必要です。汗をかいてもかいていなくても、汗ふきシートを使ってワキの下をふくようにしましょう。においを抑えることで、わきがだと気付かれることも少なくなります。服についてしまうと洗剤で洗ってもにおいが落ちません。洗濯洗剤や、体を洗う石けんにはにおいの消臭効果の強いものを選んでください。汗をかいていなくても体臭がすぐにする人は、体臭としてしみついてしまっている可能性があります。においを消そうと香水を使ってしまうと悪臭に変化しますから、無香料のデオドラントを使うようにしてください。